当社が行うとしているビジネスは大きく2つある。1つは上流コンサルティング、もう1つはIT人材育成である。いまは、上流コンサルティングの依頼が多く、IT人材育成に本腰を入れるのはもう少し先でもいいかな、と考えていた。
ところが、最近、以下のようないくつかの偶然が重なった。
・8月より合流したシニアコンサルタントは、IT人材育成に並々ならぬ情熱を持っている。
・川崎市よりSDGs事業の補助金補制度の案内が届いた。いずれは川崎市と仕事をしたい、地域の子供に何か知識を還元したい、と思っていたのでなんとなくこの制度が気になった。
・9月より事務職として雇った社員に、SDGsの補助金制度の話をしたら、音楽家の顔を持つこともあり、子供たちに空き缶を使った楽器作りなら出来る、と言ってくれた。
この時、何か私の周りに急にピースが集まって来ている感覚があった。
社会人にIT知識を座学で教えるだけならどこの会社でもやっていることだ。当社でやるなら、SDGsのような倫理観や仕事への取組姿勢(コンピテンシー)も教育対象として差別化を図るべきだ。
また、シニア層にだけでなく、むしろジュニア層向けにこそ、体験型のIT人材育成研修をすべきではないか、と思い付いたのだ。そしてやっと、このような理念をまとめたIT人材育成事業計画書が出来上がった。
この歳でせっかく始めた会社だ。どうせやるなら我々しか出来ないIT人材育成をやりたい。まずは、川崎市のSDGs補助金制度を活用して、足りない研修コンテンツを開発したい。そして、3年以内にビジネスとして自立させられるようにしていくつもりだ。乞うご期待。
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