【実はつながってる?】溝の口の人気カフェ・ベーカリーの“裏側”にある地域構想とは

チェーン店の多い印象がある溝の口ですが、商業施設のなかや街道沿いなど、これまでとは違う印象の雰囲気の良いカフェやベーカリーを目にしたことはないでしょうか。

マルイの1Fや大山街道沿いに店舗があるベーカリー「Len」、ココロとカラダにやさしいごはんをコンセプトにする「TETO-TEO」、そしてカフェ・シェアキッチン&スペースが一体となった「ノクチラボ」、これらの店舗、実は系列店。

これまで点としていた店を紐解くと、そこには溝の口を盛り上げるための実態が見えてきます。

この記事は社長の息子(長男)が執筆してます!

ten株式会社が手掛けるお店が多数運営中

冒頭で紹介した「Len」「TETO-TEO」「ノクチラボ」についてはten株式会社という丸山佑樹さんが代表を務める店舗。

どのお店についても「地域を盛り上げる」「地元の食材を使う」など、溝の口をより良くしていく、そんな意気込みを感じられる運営形態です。

運営している店舗についてそれぞれ見ていきましょう。

ノクチラボ

施設の名前は溝の口の略称として使われる「ノクチ」と研究の「ラボ」を掛け合わせた造語。

“豊かな暮らし研究所”がコンセプトのシェアマーケット複合施設と公式Instagramに記載がありました。

記載の通り、シェアスペースとしての活動が活発で、弾き語りライブの会場としての活動や、以前記事でも取り上げたマルチスパイス店長によるカレー講座の実施など、スペースを活用して自由な取り組みができるそうです。

カレー作りの講座の場所にノクチラボを使っている

飲食・物販・教室など、今から開業や個人事業を考えている人が気軽に出店できたり、共同して集客をできたりするサービスや設備が整っています。

ノクチラボ併設のカフェに行った際、壁際には開業支援のためのイベントの情報が多数ありました。

TETO-TEO(本店)

“Made in Local”がコンセプトのネイバーフッドカフェ。

店舗の場所は旧島崎商店があった場所の向かい側。

少し見ないうちにオシャレなカフェができているということは認知していたのですが、マルチスパイス経由で元々知っていた「ノクチラボ」と以前からカフェ利用やパンの購入をしていた「Len」と繋がりがあるカフェだとは思っていませんでした。

カフェではランチやスイーツを食べることができます。

支店はノクチラボに併設

このTETO-TEOというカフェですが、高津の本店だけではなくノクチラボに併設の支店もあります。

実際にここで食事をしてきました。

メニューとしては定食の主菜も肉と魚が選べる「カラダオモイ定食」と肉と魚のハーフ&ハーフでお楽しみいただける「TETO-TEO定食」の2種類。

TETO-TEO定食

本店ではもう少し選択肢があるようです。

「TETO-TEO定食」を注文したのですが、自家製寝かせ玄米や数種類の小鉢など、充実した内容で、味も見た目も楽しめるでしょう。

人気のご飯

ランチと一緒にスイーツを注文すると少し割引が入るようです。

人気商品のうみたてたまごプリンは大きさもさることながら想像以上に中身が詰まったプリンとなっていて、満足感がありました。

単品での販売がないようなのですが、セットでトッピングできる焦バター塩キャラメルアイスがとてもおいしかったので、注文する際にはセット注文をおすすめしておきます。

Len -Local Speciality Factory-

Local(地元)Eat(食)Neighborhood(近隣地域)の頭文字をとって「Len」という施設名となっています。

店舗では地元の食材を使ったパンを購入したり、カフェ利用したりできます。

パンの種類は豊富で、惣菜パンから菓子パンまで様々。

お気に入りのパンはじゃがいもと大葉のフォカッチャと竹炭ショコラ。

マルイでも出店中

Lenは3店舗で経営されており、本店は大山街道沿い、支店が二子玉川にあります。

もう1店舗は溝の口のマルイの店内に。

人通りの多い場所に店舗があるため、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

アクセスのしやすさとしてはマルイの店舗が1番行きやすいと思うので、気になった人は足を伸ばしてみてください。

開業支援・行政との連携にも積極的

ノクチラボに行った際にですが、開業のアイデアを相談し深め合う「壁打ち会」のポスターや地域活性化を目指し、地域活性化に向けた未来の担い手の創出と、地域に主体的に関わる関係人口を増やすことを目的とした「高津大山街道あすLABO」のポスターなどがはってありました。

ノクチラボを起点として、カフェやベーカリーの事業だけではなく、街の人々が自分らしい仕事や開業をするための支援というのも、スペースの貸出やイベントの開催で支援しているようです。

さらに、そこには行政も巻き込んで、いろいろな視点を持った人が集まって地域活性を目指している様子が受け取れます。

例えばノクチラボでは地域と連携した街づくりがコンセプトとしてあり、実際にスペースの貸出や先ほどの壁打ち会もノクチラボで開催

高津大山街道あすLABOについても会場がノクチラボとなっていて、地域活性化に向けた活動に積極的に協力、及び参加しているようです。

「街にもっと魅力的な個店が増えることで「街の豊かさ」につながるのではと考えました。そこで自身でできることを考えた時に、街を盛り上げていくためには一人ではなく、さまざまな人と連携していくことが必要だと思いました。」

とインタビュー記事にあるように、地域活性化のために事業の垣根を超えて活動しています。

まとめ

1つ1つの店舗は知っていた、行ったことがあるという人も多いかと思いますが、実は繋がりのあるお店、さらには地域活性化のための活動に積極的な実態があることをご存知だったでしょうか。

気になった店やイベントがあれば、ぜひ1度店舗やイベントについて調べてみてください。

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