NCPAサファイア資格を取得!ノーコード未経験から学んだことと活用の展望

当社「DX推進室」の田賀です

私たちの会社では、業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、近年注目されている 「ノーコード」 に積極的に取り組んでいます。ノーコードは、専門的なプログラミング知識がなくてもシステムやアプリを構築できる画期的な手法であり、業務効率化のスピードを飛躍的に高める可能性を秘めています。

このたび、その第一歩として NCPA認定ノーコードパスポート サファイア(以下、NCPAサファイア) を取得しました。今回の学習と資格取得を通じて得られた知見を、当社の今後の活動にしっかり活かしていきたいと考えています。

NCPAサファイア資格とは?ノーコード未経験者でも取得可能

NCPAサファイアは、一般社団法人ノーコード推進協会(NCPA)が提供する初級資格です。ノーコードに関する基本的な考え方を体系的に理解し、業務改善やシステム活用に応用できる人材を認定するものとなっています。

資格取得のためには、以下のステップを踏む必要があります。

  1. 「ノーコード基礎講座」 の受講
  2. ツールベンダー主催「ノーコードパスポート認定講座」 の受講
  3. Web試験(ノーコードパスポート試験)での合格

これらをすべてクリアすることで、晴れてNCPAサファイアの認定を受けることができます。

ノーコード基礎講座で学べる内容

最初に受講したのは、NCPAが提供する ノーコード基礎講座 です。
この講座は、ノーコードという概念をゼロから学ぶのに非常に適した教材でした。ノーコードの歴史や登場の背景、プログラミングとの違い、代表的なノーコードツールの特徴などをわかりやすく整理して学ぶことができます。

特に印象的だったのは、単なるツールの操作方法を学ぶのではなく、「なぜノーコードが注目されているのか」 という大きな視点から体系的に理解できる点です。これにより、ツールごとの細かな操作にとらわれることなく、業務改善の全体像を意識しながら学習を進めることができました。ノーコードを初めて学ぶ方にとって、非常に価値の高い教材だと感じました。

kintoneハンズオンセミナーで実践的スキルを習得

次に取り組んだのが、ツールベンダー主催の「ノーコードパスポート認定講座」です。私たちは、サイボウズ社が提供する kintoneハンズオンセミナー を選びました。

この講座では、kintoneの機能概要から、実際にどのような業務で活用できるのか、設定の手順や注意点まで幅広く学ぶことができました。さらに、実際に手を動かしながらアプリを作成する形式だったため、机上の知識にとどまらず、実践的に理解を深められたのも大きな収穫です。

例えば、顧客管理や案件管理といった具体的な業務シナリオを想定してアプリを作成する体験を通じ、kintoneが持つ柔軟性や拡張性を実感しました。これから社内でkintoneを導入・活用していく上での確かな基盤を築くことができたと考えています。

NCPAサファイア資格取得で得られるメリット

今回のNCPAサファイア取得に向けた一連の学習を通じて、私たちが強く感じたのは、ノーコード未経験者にとって非常に有用なプロセスである ということです。

  • ノーコードの基本概念を体系的に理解できる
  • 実際のツール(今回はkintone)を使いながら、具体的な業務改善のイメージが湧く
  • 講座と試験を通じて学習の定着を確認できる

これらの体験を積むことで、単なる資格取得にとどまらず、実務で活かせる知識とスキルを手に入れることができました。今後はこの経験を社内に展開し、業務効率化やDX推進に直結する取り組みにつなげていきたいと考えています。

今後の展望とノーコード活用の可能性

NCPAサファイアの取得は、あくまでノーコード活用のスタートラインに立ったにすぎません。これからは、中級資格である 「NCPAエメラルド(リリース前)」 への挑戦や、kintoneを使った実際の業務改善事例を積み重ねていくことを目指します。

今回の資格取得は会社にとって大きな一歩となりました。
ノーコードやkintoneの導入にご関心のある方、NCPAサファイアの学習プロセスに興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

👉 ノーコードを活用した業務改善やDX推進を、一緒に加速させていきましょう!