ジュニアIT人材育成

サービスについて

SGDs教育開発の背景

M-システムコンサルティング株式会社は目標の一つに「地域の次の一歩に寄り添えるITコンサルタントの育成」を掲げています。また地域貢献の取組として、「かわさきSDGsゴールドパートナー」の認定を受けています。これらの取り組みの一環として、小学生から中学生までを対象に、SDGsを題材としたワークショップのプログラムを開発し展開しています。

プログラムの紹介: 空き缶を使ったミニスティールパン制作

このワークショップでは、ドラム缶を再利用した音階のある打楽器「スティールパン」を題材にSDGsについて学びます。また、空き缶を再利用してミニスティー ルパンを作り、みんなで演奏します。楽しくSDGsが学べるプログラムです。

ワークショップの流れ

以下は標準的な60分のプログラムです。実際のワークショップの内容、時間については打ち合わせのうえ決定しますのでご相談ください。

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スティールパン奏者による生演奏
まずはスティールパンバンドの演奏を聞いてみましょう。
とても素敵な音色がしますよ。

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スティールパンの歴史について
スティールパンはカリブ海の島国トリニダード・トバゴで生まれました。19世紀に多くの人々がアフリカから奴隷として連れられてきました。奴隷制度は廃止されますが彼らの地位は低いままでした。彼らは太鼓を叩いて楽しんでいましたが20世紀初めに禁止されてしまいます。太鼓を叩く代わりにゴミとなった鍋などを叩いておまつりをするようになります。しばらくすると廃棄するドラム缶を使って複数の音階を持つ打楽器を作るようになります。これが現在のスティールパンの原型です。
ワークショップでは実際のスティールパンの音色を聴きながらもっと詳しく学習します。

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SDGs、3R、Upcycleとは
ドラム缶で作ったスティールパンは、ゴミを捨てずに再利用して楽器に生まれ変わらせています。SDGs、3R、Upcycleの学習にぴったりです。今回の空き缶工作がSDGsのどの部分に当たるのか、3R、Upcycleとはどんなことでなぜ注目されているのかを学習します。

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空き缶をUpcycleして楽器を作ってみよう
SDGs、3R、Upcycleを理解したうえで空き缶を使ってミニスティールパンを製作していきます。きれいな音、高い音、低い音など自分の好みの音を作るためにはどう工夫すればいいのか考えながら作っていきます。

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スティールパン奏者と一緒に演奏してみよう
最後はみんなで作った空き缶ミニスティールパンとスティールパンバンドとの共演です。お子さんに触っていただけるスティールパンも用意していますので本物の楽器を叩いてみることもできます。

このワークショップで学べること

質の高い教育をみんなに

このプログラムでは、スティールパンが音階を奏でることができる仕組みを学習し、受講者のみなさんは工作を始める前に自分が目指す音を作るための仮説を立てます。実際の工作では仮説をもとにミニスティールパンを作成し実際に音を出して検証します。プログラムの一連の流れを通して論理的思考の初歩を学ぶことができる構成になっています

つくる責任つかう責任

スティールパンの歴史では、廃棄するドラム缶を使って楽器を作るようになった背景を学びます。これに関連して現代人の「つくる」「つかう」という活動の中の問題について学習します

3R: Reduce(ゴミを減らす)、Reuse(繰り返し使う)、Recycle(再利用する)

SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」を達成するために私たちにできること、3Rについて学習します。ムダなゴミを減らす、繰り返し使う、ゴミをもう一度資源として再利用する、さらにはUpcycleについても学習します。ゴミのドラム缶からスティールパンという楽器を作る。まさにUpcycleですね

参考動画

空き缶を使ったミニスティールパン制作ワークショップ紹介動画
ワークショップPV
(かわさきSDGsパートナーまつり2024)
空き缶で作ったミニスティールパンによる演奏
本ワークショップでコラボしているスティールパンバンド「SPiN」の単独ライブの様子

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