PMに求められる「顧客価値を創造するマネジメント力」
講座の概要
対象者
事業会社、開発ベンダーのPM経験者(入社10〜15年目)
期待される効果
- 今後の顧客価値創造のプロジェクトに適用可能なプロジェクト・マネジメントの原理・原則が理解できるようになる
- 事例に基づく研修形式とすることで、実践的なスキルを習得することができる
研修実施要項
研修タイプ | 対面での講義形式を推奨。オンラインでの開催については要相談 |
受講者の人数 | 講義形式のため特に上限はありません |
研修期間 | ・1テーマにつき2時間 ・3テーマについて研修を実施 |
研修前の準備 | 研修担当者様と事前にWEB会議で受講者の特徴や研修実施要領等に対するニーズを確認し、その上でニーズを取り込んだ実施計画書(当日のアジェンダ)を提出します |
研修の成果物 | ・実施結果報告書(質疑の状況,講師からの問いかけへの反応から認識した理解度など) |
受講者側への依頼事項 | 以下の準備をお願いします ・対面での講義の場合、研修のための会議室とプロジェクター ・オンライン講義の場合、オンライン会議環境 ・受講者用PC |
補足
研修のスタンスについて
- 本研修は、「顧客価値創造の唯一の或いは万能のマネジメントの方法を提示する」ものではなく、「これまでのプロジェクトマネジメントとの相違点を理解する」ことを主眼においています
- 事例に沿って、顧客価値創造を目的とするマネジメントプロセスのテーラリング方法について解説し、質疑応答を通じて受講生の皆様が今後の顧客価値創造のプロジェクトのマネジメントに応用できる原理・原則を理解し、実践力を高めて頂くことを目指して進める予定です
学習する3つのテーマの概要
- テーマ1. 機能価値と顧客価値
顧客価値の創出を目指すプロジェクトにおいて、アウトカム(成果)を重視する価値実現プロセスに基づき、このプロセスを確実に実行するために反復的に実施するスコープマネジメント、主観や情緒に左右される顧客価値を実現するステークホルダマネジメントの基本的な考え方を習得します - テーマ2. 価値の認識共有の重要さ
価値の創出を目指すプロジェクトにおいて、価値の認識共有が不足することによって生じるリスクとその対応策、価値の認識を共有して価値を共創するチームを育成するためのマネジメント、チームをマネジメントする上で必須となるコミュニケーションマネジメントの基本的な考え方を習得します - テーマ3. 価値の変化への適応
価値の創出を目指すプロジェクトにおいて、環境の変化へ適応することの重要性、変化へ適応を困難にしている不確実性などに対処するためのシステム開発アプローチの選択、変化への適応するためにプロジェクトチームを発展・改革していくリーダーシップについて基本的な考え方を習得します
研修受講の前提について
- プロジェクトマネジメントの基本的な知識をもっていること
- プロジェクトマネジメントの経験があること
お問い合わせ
下記リンク「CONTACT」からお気軽にお問い合わせください。
顧客価値の創造を目的とするプロジェクトをマネジメントする際、これまでのプロジェクトとの特性の相違を認識して、プロジェクトマネジメントのプロセスを適切にテーラリングする必要があります。次の3つのテーマについて失敗事例を疑似体験することにより教訓を学べるよう構成しています
テーマ1. 機能価値と顧客価値(スコープ、ステークホルダのマネジメントなど)
テーマ2. 価値の認識共有の重要さ(リスク、チームのマネジメントなど)
テーマ3. 価値の変化への適応(開発アプローチの選択、リーダシップなど)