この度、あるサービスの事業性評価を検討することを任された若手たちを支援することになった。彼らは、事業性の評価などやったことがないこともあり、私が支援で入ることになったのだが、年で言うと二周り違う。私もいい年齢になっていることもあり、支援するお客様の殆どが年下だ。最近は私の子供世代とやることも増えた。私はこのような時に気をつけていることがいくつかある。
1つ目は、前向きな気持ちを持ってさえいれば、たとえ成果物が多少不十分な部分があっても、まずはしっかりと考えてきてくれたところを見付け、そこを評価する。要は肯定から入るのだ。
2つ目に、指摘事項ははっきりと言うが、出来る限り穏やかな口調で言うことを心がける。年上で経験豊富な自分が強い態度で接したら、若手には恐怖しか残らないからだ。
最後に、すぐ手が届きそうな斜め上にいることを意識している。上ではなく斜め上だ。手を動かすのは若手たちであっても、困ったら気軽に相談できるなんとなく頼れる人になれればしめたもの。
後進から頼られることもなくなったり、堪え性が無くなって強い態度で接したり、拙速に若手たちに結果を求め始めたら、その時こそ私の引退をするタイミングと決めている。
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