20230429「三流コンサルタント以下」であることを認識せよ

 かつての上司に「お前は三流コンサルタント以下だ」と言われたことがある。三流にもなれなかったのだ笑。
 この頃、官公庁向けのコンサルティング実績をひっさげて、500人近い事業部門の営業戦略を担う役割についた。あまり営業などやったことがなかったこともあり、まあ私の言うことが現実的で面白くなかったようだ。その事業部門の力の無さを悲観した営業施策ばかりを考えていた。

 「三流コンサルタントだってもう少し耳障りのいい事を言ってくれるが、お前の話は事業部の悲観ばかりでちっとも面白くない」とのこと。
 多分、私がその事業部門に対して夢や希望を持ち、腹をくくって営業施策を推進したい、という態度が見えなかったのだ。実に適切な指摘だったと思う。

 いまは自分への戒めを兼ねて、よく周りに「私は三流コンサルタント以下って言われてますからなんでも信用しないでくださいね」とネタにしている。お客様からは、逆に親しみを持って頂き信用をして頂けることもあったりする。
 「お客様の次の一歩に寄り添う」が私の会社のミッションだ。私の実力は、所詮三流コンサルタント以下なのだから出来ることは限られる。せめて、主体性を持って、前向きな気持ちで、誠実に、一生懸命、お客様に寄り添うことを決して忘れないようにしたい。