いま私は自分で会社を経営している。かつて、会社員だったときとは比べものにならないくらい、自分で様々なことを決めることが出来る。ただ、無理をして会社を大きくしたいわけでもないし、業務の品質をしっかり守ることを第一に考えているから、「相当のリスクを伴う判断」みたいな局面にはいまはあまりならない。
それでも「相応の覚悟をして判断」をせねばならないことはある。自分で決めて自分で実行、が原則となるので、何かを判断をする際には、私とは違う視点から意見を言ってくれるブレーンの存在が極めて重要だ。
私にとって第一のブレーンは紛れもなく妻だ。妻は、非常に常識的で慎重な性格である。無理をしていたり怪しい時は、いつも私のブレーキを踏んでくれる。
さらに、私の会社の税務を担当してくれている税理士の先生も良いブレーンになってくれている。税務的な観点でのアドバイスはもちろんだが、彼はいろいろなビジネスを見てきている経験があるので、その観点からもらえるアドバイスはとても俯瞰的で新鮮だ。アクセルとブレーキの2つのペダルを、いつどっちを踏むべきかの判断にとても良い参考になる。
私は、これらブレーンの意見を素直に聞くことが出来なくなった時、引退する時と決めている。引き続き暖かく私を見守っていて下さい。
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