コンサルティングという業務は、とても華やかであるように思われている。まあ、割と上の立場で、知識と経験を使って、アドバイスをしたり指摘をしたりする仕事が多いので、そのように見えるのも無理はない。
ただ、コンサルタントは、システムを使うわけでは無いし、作るわけでもない。ましてやお金を出すわけでもないので、真っ先にプロジェクトから去る存在である。システムの運用保守業務のように、継続前提の業務ではなく、一過性で意外と継続しないことが多いのだ。
このような背景もあり、コンサルタントの中には、自身の次の業務につながるような恣意的なコンサルティングをするものもいる。言語道断ではあるが、切れ目なく稼働し、売上を上げることを会社から強く求められたりするので、まあわからでないのだが、、、。
いまの私は、業務が継続しなくても第3者からとやかく言われることはないので、このような恣意的なコンサルティングをしなくて済む。お客様に言いづらいことであっても、自己保身はせず、忖度もせず、はっきりと意思をもって真実を伝えるようにしている。
不思議なものだ。ありがたいことに、10月以降も全てのお客様から継続の依頼を頂けている。そんなものなのだな、と改めて気付く。
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