昨今、ワーケーションという言葉がかなり浸透した。ウィキペディアでその意味を調べると、『「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地でテレワークを活用し、働きながら休暇をとる過ごし方』とある。そこで、私も2泊3日のプチワーケーションをやってみた。
バケーションとしては、久しぶりに北海道にいくことにした。私の好きな場所が、札幌、帯広、日高にあるので、この3か所を車で回る。ワークとしては、その間に開催されるいくつのか会議に出ることにした。
いざやってみると気付きがあった。まず、私は個人の看板で仕事をしていることもあり、ワークを優先してしまった。例えば、安全に会議をする環境を確保するために、宿泊するホテルを最大限に利用した。ホテルは、通信環境も会議スペースも確保されているので、アーリーチェンクインやレイトチェックアウトを利用しまくった。
また、今回車で移動をしていたのだが、車は動く会議スペースだった。驚いたことに、北海道の閑散地でも概ね通信環境が整っていて、結果的にはなんの問題もなく、そこら辺の駐車場で会議をすることが出来た。いまの世の中、日本中のどこにいても仕事が出来るのかもしれない。
さて振り返り。ワーケーションをするなら、バケーションを優先させるべきだと思う。周りの方々に、バケーションを取得することを宣言して、基本は休ませてもらう方がいい。その上で、どうしてもというワークだけ対応する、というのが正しい運用のような気がした。
あと、プチワーケーションをやめたほうがいい。最低1週間以上の期間を確保すべきだ。これくらいの期間があると、観光地への行き来に追われることもなく、ワークの合間の時間がそこそこ取れてきて、バケーションも充実してくるはずである。
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