空き缶を使ったミニスティールパン制作|ジュニアIT人材を育成ワークショップ開催|川崎SDG’sゴールドパートナー

2024年2月19日にM-システムコンサルティング初のジュニアIT人材育成のためのワークショップを開催しました。

空き缶ミニスティールパン製作ワークショップとは

M-システムコンサルティングは「IT人材育成」を行っています。

また、「かわさきSDG’sゴールドパートナー」の認定を受けており、これらの取り組みの一環として「ミニスティールパンを作ろう!」というワークショップを企画・運営・開催する運びとなりました。

「ミニスティールパンを作ろう!」では、ドラム缶からできた音階のある打楽器、スティールパンの歴史や作製方法を元に、空き缶を再利用してミニスティールパンを作ります。

空き缶の再利用の実態を通してSDG’sや3Rについて理解を深めるとともに、試行錯誤をしながら製作をするなかで問題解決能力の育成を目指し、ワークショップを行っています。

開催場所・日時

「可能性を生み出し、夢を描く」

各分野で活躍するクリエイターの技術と、人間としての魅力に触れたような価値観を持つこと。そして一人一人が本来持っている可能性を広げ、生み出すこと。世代を超えて交流し、夢を描き、ふれあう場所。

クリエイティブとはどういうことかを体感しながら、自分の可能性をひらき、将来の職業選択に対しても興味と関心を持つきっかけづくりの場として運営されている代官山ティーンズ・クリエイティブ。

https://daikanyama-tc.com/about

年間50本ほどの、さまざまな分野の打一戦で活躍するクリエイターや企業を講師として招き、ワークショップを通して興味ある分野に触れられます。

今回はこのワークショップの1つとしてM-システムコンサルティングが主催する「ミニスティールパンを作ろう!」を行いました。

『空き缶でミニ・スティールパンをつくろう!〜ゴミも楽器になる!?〜』
小島聖花、脇坂詩織 / M-システムコンサルティング株式会社 with SPiN steelpan ensemble

開催当日の様子

今回は実施環境に合わせ、対象は小学生〜25歳までの学生、時間は1コマ60分を3回実施しました。

参加者の予約はなしで当日参加でしたが、1コマ最大7名が参加してくれました。

使用した物

  • 空き缶
  • ハンマー

空き缶はツナ缶やカレー缶など、どこでも販売しているような一般的な大きさの缶を使用して製作しています。

ワークショップの流れ

大まかな流れとしては下記の通りです。

  • 本物のスティールパン演奏の鑑賞
  • SDG’sや3Rについての説明
  • 空き缶スティールパンの製作
  • 製作した空き缶スティールパンを使用した演奏の練習・発表
  • 感想・アンケート記入

SDG’sや3Rについての説明

まずはこのワークショップをなぜやるのか、ワークショップを通してどんなことを学んでほしいのかを参加者に説明。

分かりやすく理解できるように、SDG’sや3Rについてまとめたフライヤーを準備しました。

空き缶スティールパンの製作

ワークショップの目的を確認した後は、さっそく空き缶スティールパン製作を開始。

今回使用した空き缶は家庭でも普段から食べられているようなツナ缶やカレー缶などを利用しています。

この空き缶の底をハンマーを使って凹ませ、1缶で1音が出るスティールパンと1缶で2音出るスティールパンの2種類を作成しました。

1つめの1缶で1音の空き缶スティールパンの製作では、ハンマー加工前の状態の缶と加工した缶と音を比べて、加工後の音程が高くなるように調整して聴き比べました。

1缶で2音出るスティールパンでは、1つの響く面をハンマーで面積の違う2つの面に分断させることで、2種類の音が出るスティールパンが作れます。

製作した空き缶スティールパンを使用した演奏の練習・発表

製作をした後、その日自分で作ったスティールパンを使って演奏をしました。

曲はディズニーのリトルマーメイドでお馴染み、「アンダー・ザ・シー」の伴奏を演奏し、自分で作った楽器の音を楽しみました。

感想・アンケート記入

最後は感想やアンケートをもらい、ワークショップを終了。

参加してくれた子どもたちからは、「アップサイクルについて初めて知った」「響く面の大きさによって音程が変わることを体験を通して理解できた」といった声がありました。

まとめ

IT的な思考とSDG’sの取り組みを複合させた盛りだくさんな内容のワークショップですが、無事に初回を終えることができました。

今後もジュニアIT人材育成のために事業の推進に努めます。