第5期が始まる

早いもので、当社の第5期が始まる。
第4期を振り返ると、売上は95百万円、経常利益率は約18%となる見込みだ。売上は第1期の約10倍になった(第1期が小さかっただけではあるが)。

中小企業庁の調べては、中小企業は3年で37%、5年で47%倒産するらしい。そんな中、創業からここまで事業を継続し、一定の業績を残せたことを考えれば、ひとことで言って上出来。いや、出来過ぎ、である。

ここまで当社にお付き合いいただいたお客様、そして一緒に汗を流してくれたコンサルタントの皆様のおかげである。改めて、深く深く感謝を申し上げたい。本当にありがとうございます。

さて、第5期。

当社の売上の大半を占める公共団体向けの上流コンサルティングについては、現在のお客様からご依頼をいただける限り、引き続き精一杯取り組んでいきたい。また、新たに当社が支援したいと思えるお客様との出会いがあれば、ぜひともお手伝いしたいと考えている。

一方で、せっかく自分で会社を創業したのだから、やりたいことはこれだけではない。
第5期は、これまで十分に手をつけられていなかったテーマにも、本格的に取り組んでいきたいと思っている。

ひとつ目は、IT人材育成。

当社が掲げる2大ビジネステーマのもう一つが、IT人材育成である。これまでもいろいろと考えてはきたものの、なかなか本格的に手をつけられていなかった。

後藤新平氏の言葉に「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」というものがある。
人を育てるというのは、それだけ難しく、時間もかかるものなのだろう。そして、何より儲からない(笑)。

ただ、会社も少しずつ安定してきて、以前よりは余力も生まれてきた。私自身の残り時間を考えても、そろそろ本腰を入れて取り組むべき時期だと思う。

目指すのは、座学で知識を教えるだけの研修ではない。実際の仕事で成果を出せるよう、徹底的に実践能力を高める人材育成の仕組みを構築し、提供していきたい。

人を育てることは、一朝一夕にはできない。だからこそ、今から始める意味があると思っている。

もうひとつは、AIを活用した新しいビジネス。

世の中にAIが浸透し、私たちのビジネスも大きく変わり始めている。

今、私がやっている仕事も、10年後にはなくなっているかもしれない。もちろん、すべてがなくなるわけではないだろうが、仕事の進め方や、コンサルタントに求められる能力は大きく変わっているはずだ。

であるならば、変化を待つのではなく、未来志向の仕事を自らつくりたい。そして、若い人たちが活躍できる場所をつくりたい。

AR/AIグラスを活用したサービスの開発については、これまでも何度かこのブログでお伝えしてきた。まずは、この取り組みをしっかりと前に進めていく。

さらに、せっかく新しいビジネスに取り組むのだから、AIを徹底的に活用することも考えたい。AIを単にサービスの一機能として使うのではなく、サービスの企画から開発、運営に至るまで、事業そのものにAIを組み込んでいく。そんな可能性も追求していきたいと思っている。

目標は、第5期中のサービスイン。簡単ではないと思うが、まずは形にすることを目指したい。

残された時間を考える。

私ももう59歳。還暦まで半年余りとなった。

会社を立ち上げたときには、あまり意識していなかったが、残された時間が無限にあるわけではない。やりたいことをあれこれ考えているだけでは、あっという間に時間が過ぎてしまう。
だからこそ、第5期はスピード感を持って取り組みたい。

これまでの事業を大切にしながら、人を育てる仕組みをつくる。そして、AIを活用した新しいビジネスを形にする。言うのは簡単だが、実際にやるのはなかなか大変だろう(笑)。

それでも、自分で会社をつくったからには、自分がやりたいと思うことに挑戦していきたい。
第5期のM-システムコンサルティングに、乞うご期待。