最近2つの再会があった。
1つ目の再会は、かつて所属していた会社で取引があった協業企業の皆様だ。お付き合いがあったのは、いまから5年ほど前で、その当時責任者をやられていた方が、朗らかで活力に満ちていて、業界への顔の広さもあり、定期的に連絡を取らせて頂いていた。
このたび、ようやく創業のご挨拶をさせて頂く機会を得たのだが、当時一緒に仕事をさせて頂いていた他の方々も合流して、宴席まで設けてくださったのだ。また、今後、協業に向けた提案をする機会も頂けることとなった。
もちろん、弊社のような小さな会社が、簡単にお付き合いできるような会社ではないとは重々わかっているが、こうして、かつての出会いを大事にしてくださり、その縁を前向きに継続することを考えて頂けるだけで嬉しい限りだ。ぜひともこの企業の次の1歩に資することを何か提案してみたい。
2つ目の再会は、いまから20年前、私が官公庁のコンサルティングプロジェクトに初めて参画した際、プロジェクトマネージャをされていた方だ。このプロジェクトは、複数社のコンソーシアム形式で、この方は他社(国産SIerの管理職)の方だった。
ただでさえ難しい業務内容だったことに加えて、プロジェクト体制も相当複雑であったのだが、特にトラブルを起こすこともなくスムーズにプロジェクトを着地させていた。いま思えば相当の手練れのマネジメントだ。
弊社の仕事がいまいま広がりつつあり、システム開発業務とコンサルティング業務の両方でマネジメント経験がある人財はとても貴重だ。いまでも定期的に顔を合わせる機会はあったので、思い切って協業の声をかけさせてもらったところ、弊社への参画に前向きな反応を頂けている。ありがたい。
前にも書いたことがあるが、私は決して人付き合いが良い人間ではなく、人的ネットワークも極めて狭い。ただ、数少ない知り合いの方に勇気を持って声をかけてみると、おかげさまで皆様から優しい反応を頂けることが多い。このような方々と仕事をすると、総じてお互いにとって良い仕事となることが多くとても有意義だ。こんなとき、過去の自分を少しほめてあげたいと思う。
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