情報処理技術者試験が実施されました!

 R6年4月21日は情報処理技術者試験日だった。

 言わずもがなだが、情報処理技術者試験とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験である。
 情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人を対象とした試験となっている。

 今回は、応用情報技術者試験をはじめ、6つの試験区分のテストが行われた。以前はコロナにより大分受験者が減っていたが、昨今かなり戻っていると聞く。とてもうれしいことだ。
 というのも、この試験問題の作成を支えている組織の1つに情報処理技術者試験委員会(民間人材中心に組成)があるのだが、当社には私を含めてこの委員会に複数名が所属している。会社として関与しているわけではないが、とても他人事ではない。

 この試験の特徴として、まず国家試験であることがあげられる。特定の製品や技術にあまり依存していないので、陳腐化しにくい知識をバランス良く学べる。
 また、ベンダ系の試験にはあまり問われないマネジメント系の知識や経験を問う試験区分が複数存在するのも特筆したい(ITストラテジスト、プロジェクトマネージャなど)。
 さらには、試験料も他のベンダ系の試験に比べれば安く、資格を維持するためのコストもかからないためコスパも悪くない。

 今回受験された方。大変お疲れさまでした。納得のいく結果が出ますように。
 次回受験しようと考えている方。計画的に学習をして頂きぜひともチャレンジしてみてください。
 そして、IT業界を一緒に支えていきましょう。