とうきょうすくわくプログラムへの取り組み

皆様は、「とうきょうすくわくプログラム」という取り組みをご存じだろうか。

「とうきょうすくわくプログラム」とは、東京都子供政策連携室が中心となって実施している事業で、すべての乳幼児の「伸びる・育つ(すくすく)」と「好奇心・探究心(わくわく)」を応援する幼保共通のプログラムである。幼稚園や保育所といった施設類型の垣根を越え、主体的・協働的な探究活動を通じて、子どもたちの豊かな心の育ちを支援する取り組みだ。

https://www.kodomoseisaku.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/suisin-team/nyuyojikinokosodachi/sukuwaku-program

この取り組みで特に注目すべきなのは、東京都から補助金が交付される点である。概要は以下の通り。

  • 補助金額:1施設あたり年間最大150万円
  • 補助率:対象経費の10/10(実質全額補助)
  • 対象期間:令和6年度〜令和8年度に採択された場合、最長6年間の継続利用が可能
  • 対象施設:都内の私立幼稚園、認定こども園、認可・認証保育所など
  • 対象経費:「光」「音」「植物」などをテーマにした探究活動の材料費、講師謝礼、研修旅費、非常勤職員の給料手当など
  • 実施園数:約3,300園(2026年3月時点)

これだけの規模で、乳幼児教育に対して本格的な制度設計を行い、継続的に支援を実施している東京都はさすがと言うほかない。他自治体が同じ規模で取り組むのは、なかなか簡単ではないだろう。

さて、なぜ当社がこの東京都の取り組みを紹介しているのかというと、昨年度、世田谷区の若山学園「桜の詩保育園」「若葉の詩保育園」「天使の詩保育園」の3園様において、当社のジュニアIT人材育成ワークショップ(空き缶を使ったスチールパン作り)を、この制度を活用して導入いただいたからである。

https://wakayamagakuen.jp/wp-content/uploads/2026/03/%E6%A1%9C%E3%81%AE%E8%A9%A9%E3%80%80%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%99%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8F%E3%80%80%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%80%80HP%E7%94%A8.pdf

当社の教育メニューは、「SDGs」「音楽」「工作」をテーマに、子どもたちの倫理観や論理的思考を育むことを目的としている。これは、まさに「とうきょうすくわくプログラム」が掲げる方向性とも合致していた。

もともとは小学校高学年向けに作成していた教育メニューだったが、若山学園様のご協力をいただき、この機会に保育園・幼稚園向けへと内容を見直し、再構成を行った。

https://m-sysc.co.jp/hrd-jr/

5歳、6歳の小さな子どもたちに、SDGsの意義を理解してもらえるのか。トンカチを使って安全に楽器を作れるのか。当初は正直なところ、不安も大きかった。

しかし、保育園の先生方をはじめ、多くの皆様のご協力のおかげで、安全に実施することができた。結果としては「案ずるより産むが易し」で、むしろ幼少期だからこそ、このような体験型の教育メニューには大きな意味があるのではないか、と改めて感じさせられた。

そして今年もまた、幼稚園や保育園で「とうきょうすくわくプログラム」の企画を検討する時期が来ている。

当社の教育メニューである「SDGs」「音楽」「工作」にご興味をお持ちの幼稚園・保育園の皆様は、ぜひお気軽にお声がけいただきたい。

今年もたくさんの子どもたちの笑顔に出会えることを、今から楽しみにしている。